大阪府内科医会からのお知らせ

推薦医レターNo.2-2 (平成26年6月21日定例総会にてインタビュー)

<質問内容>

①今日の講演会はいかがでした?

②診察をされる上での心がけ、モットーは?

③最近お仕事で印象に残ったことは?

④内科医会、推薦医部会への希望は?

⑤座右の銘 または 趣味

 

一人目

堺市 井関クリニック 井関 達男 先生

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①以前よりNASHのことは聞いていましたが、血小板の値や癌発生リスク等を常に念頭に入れながら診療を行っていかなければならないと痛感しました。

②診療が生活の一部となってしまい、常に緊張感を持って仕事をおこなわければと反省しています。

③開業当時(約15年前)に来てくれた患者さんが久しぶりに来院してくれて、"うれしい"の一言です。

④堺市では、会食時にバイオリンやカンツォーネなどの生演奏を聴かせてもらえることもある。何か関西地域で活躍している吹奏楽や弦楽器の演奏を呼んで欲しい。会食が何か寂しい。

⑤約5年前よりトランペットを始めました。最近、ようやく音が出て楽しい。

 

ニ人目

豊中市 坂本病院 土岐 隆生 先生(お写真なし)

①よかったです。NASHに関して、血小板数値やANA数値など、日常診療上、留意すべき値がきけたこと。また、B型肝炎・C型肝炎治療が2~3年のうちに大きくかわると予測されている話がきけたこと。

②自分が患者さんだったら、家族だったらと置き換えてみることです。

⑤自然体で接する。

 

三人目

淀川区 安岡医院 安岡 邦彦 先生

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①名前は知っていましたが、NASHの詳細なお話、また、B・C型肝炎~肝癌への講演をお聞きし、怖い副作用のインターフェロンも、まもなく中止されるかもしれないとか、大変有意義でした。

②診察中は"患者さん中心"を最も気遣いしています。経済状況や家族構成の具合、置かれた立場などを考慮しますが、時に注意をすることがあり、怖い医者とうわさをされたことがあります。73歳の高齢医師ですので、患者さんに有意義なことは何でもしています。紹介も多いです。

③生活保護の患者さんで、まだ49歳。アルコール依存症とうつ病です。飲酒するため生活保護申請 していて、内心、非常に腹がたっています。しかし、医者として診療せざるを得ず、福祉の患者さんはやや疑問を持つ人が多いです。淀川区は福祉の人は少ないです。

④臨床内科は、よく他の科と違い独学で勉強出来る強みがあります。私も高齢ながら勉強会に参加でき、知識を得ることも一つの楽しみです。患者さんが悩みを訴えられ、話を聞いてあげると、喜んで帰って行かれるのも大きな楽しみです。

⑤人生勉強、一生青春。